暇さえあればネットで商品のスペックを調べている、家電マニアのサトルです。
本ブログでは、スペックと価格を徹底比較することで、目的別に最適な商品を紹介しています。
今回は、120~150Lのセカンド冷凍庫の選び方と、ケース別おすすめ3選について解説します。
本記事を読んでいただければ、自分の用途に最適で、かつコスパの良い商品の選び方が分かるので、
後悔のない選択のために、参考にしていただければと思います。
結論
結論から言うと、ケース別のおすすめは以下の通りです。(注:実売価格は変動します)
・コスパ重視の場合、おすすめなのが、マクスゼンのJF125HM01(実売¥40,000)
・スリムさを重視する場合は、アイリスオーヤマのIUSN-S12A(実売¥53,800)
・電気代を安く抑えたい場合は、AQUAのAQF-SFA14P(実売¥49,980)
以下で、その理由をご説明していきます。
こちらが、今回比較する全機種の比較表です。
赤のアンダーラインがおすすめ商品、黄色のアンダーラインがおすすめポイントです。
メーカー | 型番 (商品リンク) | 実売価格*1 | 容量 (L) | 冷却方式 | 運転音 (dB) | 横幅 (cm) | 年間電気代*2 |
AQUA | AQF-GS13N | ¥41,800 | 134 | ファン式 | 不明 | 50.3 | ¥9,920 |
AQUA | AQF-SFA14P | ¥49,980 | 140 | ファン式 | 不明 | 40 | ¥8,835 |
アイリスオーヤマ | IUSN-14A | ¥43,690 | 142 | ファン式 | 28 | 47.5 | ¥9,114 |
アイリスオーヤマ | IUSN-S12A | ¥53,800 | 120 | ファン式 | 27 | 35.6 | ¥11,222 |
シャープ | FJ-HF13H | ¥44,800 | 126 | ファン式 | 不明 | 49.5 | ¥10,478 |
東芝 | GF-W14HS | ¥45,234 | 135 | ファン式 | 不明 | 47.9 | ¥12,245 |
ハイアール | JF-UF14B | ¥49,800 | 135 | ファン式 | 25 | 50.2 | ¥9,021 |
パナソニック | NR-FZ120D | ¥42,975 | 121 | ファン式 | 不明 | 48 | ¥11,315 |
マクスゼン | JF125HM01 | ¥40,000 | 125 | ファン式 | 26 | 50 | ¥10,819 |
マクスゼン | JF120ML01 | ¥55,900 | 122 | ファン式 | 29 | 47.5 | ¥9,796 |
三菱電機 | MF-U12K | ¥49,775 | 121 | ファン式 | 23 | 48 | ¥11,160 |
三菱電機 | MF-U14K | ¥50,930 | 144 | ファン式 | 23 | 48 | ¥13,919 |
山善 | YF-FU120 | ¥49,000 | 122 | ファン式 | 29 | 47.5 | ¥10,168 |
*2 年間消費電力量(kWh)×電力料金単価(31円/kWh)で計算。
セカンド冷凍庫を導入してみた感想
まだ購入自体を迷っている方もおられるかと思うので、製品の比較に入る前に、
参考までに私が思うメリットや懸念点、導入してみた感想をご紹介します。
以前私は、メインで使用している冷蔵庫の冷凍室がいつもパンパンで、
あまり多くの食品をストックできない不便さがありました。
そこで、サブ冷凍庫として、ハイセンスのHF-A61W(容量61L)を導入してみました。
結論から言うと、買って大正解でした。
作り置きの料理や、ふるさと納税などで購入した冷凍食品をたくさんストックでき、食費の節約になっています。
懸念点があるとすれば、一つ目は、設置スペースです。
これは、場所がなければどうしようもないですが、幅が34cm程度のスリムな商品もあります。
二つ目は、電気代かと思います。
機種やサイズにもよりますが、本記事で紹介しているものは、年間\5,500程度~です。
高いと思うかどうかは人それぞれですが、個人的には、食費の節約につながっているので、
トータルコストは安いかなと思っています。
本記事での比較対象
本記事では、商品カテゴリーを絞った上で徹底比較するため、以下の商品を対象にしています。
扉タイプは、前開き
冷凍庫の扉タイプは、通常の冷蔵庫と同じような前開きと、上面が開く上開きがありあす。
前開きのメリットは、中身が取り出しやすい点です。
上開きは、開閉の際に冷気が逃げにくいメリットがありますが、取り出しにくいのがデメリットです。
好みで選んでも問題ないかと思いますが、本記事では前開きを対象にします。
(上開きの製品も、今後別でまとめる予定です!)
容量は120~150L
冷凍庫の容量は大きいほどいいですが、設置スペースと電気代の問題があります。
本記事では、セカンド冷凍庫として十分な容量の確保できる120~150Lの機種を対象にします。
120~150Lと言われてもピンとこない方が多いかと思いますが、
スーパーなどにある買い物かごは、1個33Lほどです。
つまり、120~150Lだと、買い物かご3.5~4.5杯ぶんくらいの容量があることになります。

なお、もう少し小型の80~120Lの機種についてはこちらで紹介しています。
選び方、差別化ポイント
冷却方式:直冷式かファン式
・直冷式:霜取りが必要
・ファン式:霜取りが不要だが、本体価格・電気代が高い
冷凍庫の冷却方式には、直冷式とファン式があります。
違いは、霜取りの必要性の有無と、電気代です。
直冷式は、庫内の冷却器で直接冷やす方式で、定期的に庫内の霜取りが必要です。
ファン式は、庫外の冷却器の冷気をファンで送る方式で、霜取りが不要です。
一方で、ファン式は本体価格が2倍ほど高く、電気代も2倍ほど高いというデメリットがあります。
ただ、本記事で対象としたカテゴリーの機種は全てファン式でした。
そのため、結果的に差別化ポイントにはなりませんでした。
横幅(スリムさ)
セカンド冷凍庫を導入する上で問題となるのが設置場所です。
置けるスペースが限られている場合、横幅(スリムさ)が差別化ポイントになります。
最近は、スリムさをウリにした商品も出てきており、中には幅35.6cmのものなどもあります。

運転音の大きさ
・運転音:-30dB未満なら、比較的静かな部類
冷凍庫を寝室などに置く場合は、運転音の大きさにも注意が必要です。
基本的に静音性の高い機種が多いですが、-30dB未満なら、静かな部類に入ります。
比較一覧表
以上を踏まえて、改めて比較表をご覧ください。
赤のアンダーラインがおすすめ商品、黄色のアンダーラインがおすすめポイントです。
メーカー | 型番 (商品リンク) | 実売価格*1 | 容量 (L) | 冷却方式 | 運転音 (dB) | 横幅 (cm) | 年間電気代*2 |
AQUA | AQF-GS13N | ¥41,800 | 134 | ファン式 | 不明 | 50.3 | ¥9,920 |
AQUA | AQF-SFA14P | ¥49,980 | 140 | ファン式 | 不明 | 40 | ¥8,835 |
アイリスオーヤマ | IUSN-14A | ¥43,690 | 142 | ファン式 | 28 | 47.5 | ¥9,114 |
アイリスオーヤマ | IUSN-S12A | ¥53,800 | 120 | ファン式 | 27 | 35.6 | ¥11,222 |
シャープ | FJ-HF13H | ¥44,800 | 126 | ファン式 | 不明 | 49.5 | ¥10,478 |
東芝 | GF-W14HS | ¥45,234 | 135 | ファン式 | 不明 | 47.9 | ¥12,245 |
ハイアール | JF-UF14B | ¥49,800 | 135 | ファン式 | 25 | 50.2 | ¥9,021 |
パナソニック | NR-FZ120D | ¥42,975 | 121 | ファン式 | 不明 | 48 | ¥11,315 |
マクスゼン | JF125HM01 | ¥40,000 | 125 | ファン式 | 26 | 50 | ¥10,819 |
マクスゼン | JF120ML01 | ¥55,900 | 122 | ファン式 | 29 | 47.5 | ¥9,796 |
三菱電機 | MF-U12K | ¥49,775 | 121 | ファン式 | 23 | 48 | ¥11,160 |
三菱電機 | MF-U14K | ¥50,930 | 144 | ファン式 | 23 | 48 | ¥13,919 |
山善 | YF-FU120 | ¥49,000 | 122 | ファン式 | 29 | 47.5 | ¥10,168 |
*2 年間消費電力量(kWh)×電力料金単価(31円/kWh)で計算。
ケース別おすすめの理由
コスパ重視:マクスゼン JF125HM01
コスパ重視の場合、おすすめなのが、マクスゼンのJF125HM01(実売¥40,000)です。
基本的な機能を抑えつつ、低価格を実現しています。
なお、パナソニックのNR-FZ120Dなども、コスパがいいです。
このあたりは、メーカーの好みで選んでもいいでしょう。
スリムさ重視:アイリスオーヤマ IUSN-S12A
スリムさを重視する場合のおすすめが、アイリスオーヤマのIUSN-S12A(実売¥53,800)です。
横幅が35.6cmと小さく、狭いスペースにも導入することができます。
電気代が安い:AQUA AQF-SFA14P
電気代が安いのが、AQUAのAQF-SFA14P(実売価格:¥49,980)です。
年間電気代は\8,835と、今回比較した中で最安でした。
この機種は、横幅も40cmと、かなりスリムなのも特徴です。
まとめ
サブ冷蔵庫があると、冷凍食品をストックでき、手間やコストの節約になります。
ぜひこの機会に導入して、便利な生活を。