セカンド冷凍庫の電気代は高い?計算方法と、安い機種の選び方を解説

セカンド冷凍庫の電気代は高い?計算方法と、安い機種の選び方を解説 その他

暇さえあればネットで商品のスペックを調べている、家電マニアのサトルです。
本ブログでは、スペックと価格を徹底比較することで、目的別に最適な商品を紹介しています。
今回は、メインの冷蔵庫とは別に、2台目のセカンド冷凍庫を導入する際の電気代について解説します。
本記事を読んでいただければ、自分の用途に最適で、かつコスパの良い商品の選び方が分かるので、
後悔のない選択のために、参考にしていただければと思います。

結論:電気代の計算方法と、安い冷凍庫の選び方

結論から言うと以下の通りです。

  • 年間の電気代は、年間電力消費量(kWh)×電力料金単価(31円/kWh)で計算できる。

また、電気代の安い冷凍庫を選ぶには、

  • 必要以上に大きな容量を選ばない
  • 冷却方式が「直冷式」の製品を選ぶ。ただし、定期的な霜取り作業が必要。

以下で具体的に解説していきます。

冷凍庫の電気代の計算方法

年間の電気代は、年間電力消費量(kWh)×電力料金単価(31円/kWh)で計算できます。

年間電力消費量(kWh)というのは、一年間に消費する電力量で、冷凍庫のスペックに記載があります。
例えば、三菱電機のMF-U12Kでは、以下のように年間電力消費量を記載しています。

引用元:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/product/mf-u12k/index.html

電力料金単価は、1kWhあたりの電力料金で、電力会社や、契約しているプランによって変わりますが、目安として定められているのが、31 円/kWhです。

これらをかけ算すればよいので、上記のMF-U12Kの場合、

360 × 31 = 11160 となり、1年間で11,160円となります。

電気代が安い機種の選び方

それでは、できるだけ電気代が安い機種を選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
重要となるのは、冷凍庫の容量と、冷却方式です。
例として、アイリスオーヤマの冷凍庫のラインナップを比較してみます。

型番
(商品リンク)
実売価格*1
(購入リンク)
容量 (L)冷却方式年間消費電力量
(kWh)
年間電気代 (円)
IUSD-6B¥22,99060直冷式132¥4,092
IUSN-7A¥45,80066ファン式256¥7,936
IUSD-9B¥27,07185直冷式171¥5,301
IUSN-8A¥38,60080ファン式282¥8,742
*1 確認時のAmazonか楽天での価格です。価格は変動します。

こちらの表から分かるように、同じ冷却方式で、容量が大きいほど当たり前ですが電気代は高くなります。
また、同程度の容量だと、冷却方式が「ファン式」であると1.5~2倍ほど電気代が高くなります。
ただ、「ファン式」では、定期的な庫内の霜取りが不要であるというメリットがあります。

引用元:https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H538563

電気代がかかってでも、お手入れを楽にしたい場合は、ファン式を選択するのもありでしょう。

詳細なセカンド冷凍庫の選び方は、下記の記事で解説しています。
釣り用と書いていますが、どういった用途でも当てはまる内容なので、参考になれば幸いです。

まとめ

セカンド冷蔵庫を導入すると、追加で電気代はかかりますが、食品をストックしておけるので大幅な食費の節約につながります。
トータルコストは安いと思うので、冷凍庫のスペースが足りなくて困っている場合、導入してみてはどうでしょうか。

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